研究課題
基盤研究(B)
本研究では、ヒトiPS細胞由来心筋細胞を用いて、画像による心不全リスクとトランスクリプトーム解析による細胞障害データを組みあわせることにより、抗がん剤による心毒性のメカニズムを検討し予測モデルを開発する。また、独自のビッグデータ解析により新たな心毒性予防薬の候補を取得しており、ヒトiPS細胞由来心筋細胞で有効性を検証することにより、新たな心毒性予防薬の創薬基盤を構築する。本研究により、がん患者の心臓安全性やQOL確保につながることが期待される。