中枢神経系特異的な制御性T細胞による神経系疾患の治療法開発

• 研究課題/領域番号: 24K02264
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49030:実験病理学関連
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 伊藤 美菜子 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (70793115)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2026年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2025年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2024年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
• キーワード: 制御性T細胞 / 神経系組織

研究開始時の研究の概要

末梢血由来のTregをin vitroでの培養やin vivoでのTreg誘導因子投与によって、神経系に浸潤して機能を発揮しやすいTregを誘導する。①in vitroでのPBMCs中Tregの神経系Tregへの誘導メカニズムの解明と誘導法の改良。②生体内での神経系指向性Tregの増殖法の開発。③Tregの誘導や移入による神経系疾患の改善。これらの研究により、神経系特異的なTregを利用した様々な神経炎症関連疾患の病態解明および新規治療・予防法の開発につながることが期待される。