2型自然リンパ球による炎症記憶を介したアレルギー炎症慢性化機序の解明

• 研究課題/領域番号: 24K02296
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49070:免疫学関連
• 研究機関: 東京理科大学
• 研究代表者: 本村 泰隆 東京理科大学, 研究推進機構生命医科学研究所, 准教授 (10587794)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2026年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2025年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2024年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
• キーワード: 自然リンパ球 / 自然免疫 / 炎症記憶

研究開始時の研究の概要

‘なぜアレルギー炎症が慢性化するのか’という問い対し、自然リンパ球による組織炎症記憶という概念をもとに答えを導く。これまで免疫記憶という言葉は、獲得免疫に対して用いられてきたが、自然リンパ球、さらには、上皮細胞においても炎症を記憶するメカニズムの存在が明らかとなり、その機序こそが慢性化を引き起こす原因と考えた。そこで、各種のアレルギー性疾患モデルマウスを用いて上皮系‐自然リンパ球が形成する組織炎症記憶のメカニズムを明らかにすることで、アレルギー炎症の慢性化メカニズムを解き明かす。