APOE2がもつ神経保護作用を利用したアルツハイマー病の病態制御

• 研究課題/領域番号: 24K02353
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分51030:病態神経科学関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 山崎 雄 広島大学, 医系科学研究科(医), 特定准教授 (70866243)
• 研究分担者: 今野 歩 群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (40509048)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円); 2025年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2024年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
• キーワード: アルツハイマー病 / APOE

研究開始時の研究の概要

アポリポ蛋白E（APOE）多型（E2、E3、E4）は、アルツハイマー病の強力な感受性遺伝子である。APOE4キャリアでは野生型のAPOE3に比べアルツハイマー病の発症リスクが高まるが、APOE2キャリアは同病をほとんど発症しない。本研究では、APOE2蛋白がもつ神経保護作用ならびに抗認知症作用に焦点をあて、それらを利用したAPOE4がもつ病原性の低減可能性を、アルツハイマー病の脈絡で明らかにする。