研究課題
基盤研究(B)
スタージ・ウェーバー(Sturge-Weber)症候群は、顔面の赤あざと、脳の異常血管に起因する難治性てんかん発作などを特徴とするが、根本的な治療法はなく、発達遅滞が引き起こされる小児難病の1つである。本研究では、灌流可能なオンチップ血管技術を用いて、異常血管をチップ上で再現する。これにより病態解明を進展させるとともに、本症候群の治療法確立を行いたい。また、本研究を契機に、他の疾患にも応用可能な、病態を正確に評価できる脈管疾患/研究モデルを作製することを目指す。