気道上皮細胞の自然免疫記憶を標的とした喘息治療戦略の確立

• 研究課題/領域番号: 24K02455
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53030:呼吸器内科学関連
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 中島 裕史 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (00322024)
• 研究分担者: 伊藤 崇 千葉大学, 未来粘膜ワクチン研究開発シナジー拠点, 特任助教 (20823561) ; 影山 貴弘 千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (40894267) ; 岩田 有史 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (90436353)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2024年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
• キーワード: 気道上皮細胞 / 自然免疫記憶 / 喘息

研究開始時の研究の概要

喘息の臨床的特徴である慢性・易再燃性はアレルゲン特異的IgEが陰性のT2 low喘息でも認められるため、獲得免疫以外の機序の関与が推測されるが、その詳細は不明である。本研究では、喘息において気道上皮細胞の自然免疫記憶を誘導・制御する細胞・分子機構を包括的に解析することで、気道上皮細胞の自然免疫記憶のリセットにより、喘息の慢性化や易再燃性の阻止を目指す新たな治療戦略基盤を構築する。