研究課題
基盤研究(B)
トキソプラズマはヒトの脳に寄生することで、様々な疾患の潜在的な要因となっていることが近年明らかになってきた。しかし、脳内への寄生メカニズムには未だ不明な点も多く、根治薬の開発には至ってない。本研究は、従来の寄生虫学に再生医療技術を取り入れ、さらに、シングルセルオミクスや次世代放射光施設などの最先端の解析技術を駆使することで、『トキソプラズマがヒトの脳で潜伏感染してから再活性化するまでの一連の生命現象』について包括的に解明し、新規の創薬開発に繋げる。