研究課題
基盤研究(B)
脂肪組織特異的内分泌因子・アディポネクチン(APN)のT-カドヘリン(T-cad)/エクソソーム(Exo)、可溶型T-cad(sT-cad)を介した臓器保護作用のメカニズムの全容は明らかではない。本研究では、各組織/細胞特異的T-cad欠損マウス、Exo生合成不全マウスを作出し、高血圧・動脈硬化、肝・腎線維化、サルコペニアなどの慢性臓器障害モデルや、敗血症・心不全などの急性期病態モデルを作製・解析することで、APN/T-cad/Exo/ sT-cad経路の臓器保護作用を解明し、それらを標的とした健康寿命延伸に向けた臨床応用開発を目指す