研究課題
基盤研究(B)
環境ストレスに対する胃細胞のエピゲノム応答と胃癌発症メカニズムの解明およびその臨床応用としての胃癌リスク管理戦略の構築を目的に、検診コホートを用いた大規模疫学・病理学・オミクスデータ解析を行う。胃内視鏡検診コホートで生検を施行され、6~18年(中央値9.3年)の長期観察を行った4,234例の、胃粘膜生検標本、観察期間中の胃癌発症者(>100例)の癌や周囲組織を用いて網羅的エピゲノム解析と、膨大な検診データとの多階層統計解析を行い、胃癌予防戦略とリスク管理の構築を行う。