研究課題
基盤研究(B)
待機的に乳房切除術または呼吸器外科による開胸手術を実施される18歳以上85歳以下の患者を対象とする。慢性術後痛の発症率を20%と仮定すると、慢性術後痛患者30人を乳房切除術群と開胸手術群でそれぞれ集めるためには、150人ずつの被験者が必要であり、合計300人の被験者を登録する。術後1か月の時点でNRS4以上の術後痛が持続している場合、慢性術後痛に移行するリスクが高いと考え、脳機能を含めた詳細な痛みの評価を行う。詳細な痛みの評価を行う被験者は乳房切除術群および開胸手術群でそれぞれ30人ずつとし、その対照群として、年齢性別および術式の適合した術後患者を30人ずつ調査する。