研究課題
基盤研究(B)
本研究では、様々な遷延化疼痛モデル動物を活用し、痛みの遷延化や負の情動の発現に関わる脳領域の細胞群におけるエピゲノム変容、特に多様性ヒストン修飾の時系列的な変容解析を行う。 また、既存の鎮痛薬/抗炎症薬を用いた早期鎮痛による疼痛感受性脳細胞におけるエピゲノム制御解析を行う。さらには、遷延性疼痛に対する安全性の高い、標的エピゲノム鎮痛薬の開発を進める独創的なアプローチを展開していく。