研究課題
基盤研究(B)
エクササイズによる健康への恩恵の理解が生体恒常性維持機構とその破綻に伴う疾患の病因メカニズム解明につながると考えられるが、その根底をなす分子メカニズムにはいまだ不明な点が多い。筋骨格系やエクササイズによって誘導される液性因子が遠隔的に他臓器に作用することで生体恒常性に関わることが明らかになりつつある。本研究では、運動ベネフィットを司るエグザカイン・ロコモカインの同定と分子メカニズムの解明から、その破綻に伴う疾患の病因解明と新規治療・予防戦略の開発を目指す。