ヒト胎盤の発生を支える分子基盤の包括的な理解

• 研究課題/領域番号: 24K02590
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56040:産婦人科学関連
• 研究機関: 熊本大学
• 研究代表者: 岡江 寛明 熊本大学, 発生医学研究所, 教授 (10582695)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2027年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2024年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
• キーワード: 胎盤 / 栄養膜幹（TS）細胞 / CRISPRスクリーニング

研究開始時の研究の概要

本研究では、ヒト胎盤発生を支える分子基盤の包括的な理解を目指し、ヒトTS細胞におけるCRISPRスクリーニング、エピゲノム解析、および転写制御ネットワーク解析を実施する。さらに、ヒトTS細胞から作製した新規胎盤オルガノイドを活用し、胎盤発生の分子機序や疾患感受性遺伝子の機能解明に取り組む。本研究の成果はヒト胎盤発生に関する理解を飛躍的に向上させ、将来的には妊娠合併症の予防法・治療法の開発にも貢献すると期待される。