内耳性難聴の予防・予後診断を志向した超音波聴力検査装置の創製

• 研究課題/領域番号: 24K02596
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
• 研究機関: 岐阜大学
• 研究代表者: 任 書晃 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80644905)
• 研究分担者: 安部 力 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (10585235) ; 土井 謙太郎 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20378798) ; 奥田 弘 岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (20769509) ; 小原 奈津子 (上田奈津子) 岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (40547668) ; 崔 森悦 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (60568418) ; 堀井 和広 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70910090)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2026年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2025年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2024年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
• キーワード: 超音波

研究開始時の研究の概要

本計画では、１）モルモットを用いて超音波を受容する細胞電流を蝸牛で計測してその起源を検証し、２）超音波を受容する膜のナノ振動を光学的に測定し、超音波受容の「場」を発見する。３）ヒト側頭骨を刺激する超音波振動子を備えた超音波聴力検査装置を開発し、４）後天性難聴の実験動物や難聴患者を対象とした超音波聴力を計測する。以上から、内耳性難聴の病態解明や予防・予後診断を行える新規聴力検査法を確立する。