| 研究課題/領域番号 |
24K02632
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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| 研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
池邉 一典 大阪大学, 大学院歯学研究科, 教授 (70273696)
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| 研究分担者 |
尾形 宗士郎 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (00805012)
和田 誠大 大阪大学, 大学院歯学研究科, 准教授 (20452451)
豆野 智昭 大阪大学, 大学院歯学研究科, 助教 (50845922)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2026年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2025年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2024年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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| キーワード | 口腔機能 / 健康寿命 / 高齢者 / コホート研究 / 栄養状態 / 健康長寿 / 認知機能 / 運動機能 |
| 研究開始時の研究の概要 |
歯の状態,口腔機能,歯科補綴治療とそれに伴う食品摂取の変化が,低栄養,生活習慣病の発症や認知機能,筋力や運動機能低下(サルコペニア・フレイルなど)などに与える影響を,自立した生活を送っていた70歳以上の約2900名を対象に,15年間の前向きコホート研究で明らかにする.
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| 研究実績の概要 |
地域在住高齢者において、口腔機能の低下は身体的フレイルや認知機能障害と関連し、健康寿命の短縮に寄与することが示唆されている。本研究課題では、複数の疫学的データを用いて、口腔機能とフレイル、軽度認知障害(MCI)および食品摂取量との関連を明らかにし、さらに口腔機能訓練の有効性について検討した。 まず、SONIC研究では70~80代の地域在住高齢者1058名を対象に、咀嚼能率、最大咬合力、舌圧などの口腔機能と身体的フレイル、食品摂取量との関連を解析した。身体的フレイルあり群では、穀類摂取が多く、豆類・緑黄色野菜・魚介類摂取が少なかった。また、これら食品摂取量は口腔機能とも関連しており、食品摂取が両者の中間因子となる可能性が示された。 次に、同じくSONIC研究より、咀嚼能率とMCIとの経時的相互関係を交差遅延効果モデルで分析した結果、咀嚼能率の低下がその後のMCI発症リスクを有意に高めることが明らかとなった。 さらに、NOSE研究では、65歳以上の高齢者147名を対象に、簡便な指標で定義されたOral Frailty(OF)と身体的フレイルとの関連を検討し、OFが有意にフレイルと関連していることが確認された。OF-5チェックリストは、地域高齢者におけるフレイル予測に有用である可能性がある。 加えて、口腔機能訓練の有効性に関する研究では、自治体と歯科衛生士の協力のもと実施されたトレーニングにより、特に口腔機能が低下していた高齢者での有意な機能改善が認められた。 以上より、口腔機能低下は身体的および認知的フレイルのリスク因子であり、食事内容や訓練介入によってその進行を予防または改善できる可能性が示された。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2つのコホート研究を進行させているが,一定の参加者を得て,両者とも順調に進んでいる.
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| 今後の研究の推進方策 |
2つのコホート研究を進行させているが,一定の参加者を得て,両者とも順調に進んでいる.
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