研究課題
基盤研究(B)
脳卒中はひとたび発症すると、その後遺症により容易に要介護状態となり、健康寿命が損なわれる。そのため、医療と介護が緊密に連携し、医療と介護の効率的かつ効果的な提供が求められる。しかしながら脳卒中患者の経時的な長期予後は明らかではなく、最適な医療と介護提供のためのエビデンスもみられない。我が国には匿名レセプト情報等および介護保険による匿名介護情報等が存在し、これらのデータを連結することで医療と介護の可視化が可能である。本研究では、医療と介護の連結データベースを用いて、脳卒中患者における医療と介護の実態を可視化し、長期予後を含む疾病負荷を明らかにすることをめざす。