視覚障害児者のための触知案内図の新規触読支援法の確立と触読性向上効果の検証

• 研究課題/領域番号: 24K02789
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分59010:リハビリテーション科学関連
• 研究機関: 同志社女子大学
• 研究代表者: 土井 幸輝 同志社女子大学, 生活科学部, 教授 (10409667)
• 研究分担者: 藤本 浩志 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (60209103) ; 西村 崇宏 静岡大学, 情報学部, 講師 (70733591)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円); 2028年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2027年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2026年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2025年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2024年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
• キーワード: 視覚障害者 / 触知案内図 / 触読性

研究開始時の研究の概要

触知案内図は，触覚を通じて空間情報を把握できる有効なツールの一つであるが，触知案内図の触察能力を習得するのに長い時間を要するといわれている．そこで本研究では，視覚障害者向けの触知案内図の触読支援法を確立し，その効果を調べることを目的とする．具体的には，点字や触図を触れた際に，その内容に対応した音声情報を利用者にフィードバックする手法を検討し，確立する．さらに，確立した触読支援法を用いて，音声情報の活用が触知案内図の触読効率に与える影響を明らかにし，視覚障害者が触知案内図をより効果的に利用できるよう，触読方法の改善に繋げていきたい．