| 研究課題/領域番号 |
24K02799
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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| 研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
榊間 春利 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (10325780)
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| 研究分担者 |
中西 和毅 鹿児島大学, 医学部, 特任助教 (00921511)
丸山 征郎 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (20082282)
前島 洋 北海道大学, 保健科学研究院, 教授 (60314746)
菊池 清志 久留米大学, 医学部, 准教授 (60404539)
大塚 章太郎 大分大学, 福祉健康科学部, 講師 (80849901)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2027年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2026年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2025年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2024年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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| キーワード | リハビリテーション医学 / コンディショニング運動 / 脳神経保護 / 予防リハビリテーション / 遠隔虚血コンディショニング |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では脳血管疾患(脳梗塞、認知症)に対するコンディショニング運動(PE)や遠隔虚血コンディショニング(RIC)による脳保護効果を発症予防、重症化予防、再発予防に応用し、脳保護を考慮した新たな予防リハビリテーション治療体系の構築を目指す。具体的には基礎研究により、PEやRICによる神経保護メカニズムの解明、運動誘発性生理活性物質であるmyokine(マイオカイン)や種々の内在性保護因子の発現動態、グリア細胞を介した神経保護効果、薬剤と運動療法の併用効果を明らかにする。さらに臨床応用に向けて、地域在住高齢者を対象にPEやRIC介入効果に関する前向き研究を行う。
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| 研究実績の概要 |
本研究課題の目的は、脳血管疾患(脳梗塞、認知症)に対するコンディショニング運動(PE)や遠隔虚血コンディショニング(RIC)による脳保護効果を発症予防、重症化予防、再発予防に応用し、脳保護を考慮した新たな予防リハビリテーション治療体系の構築するである。当該年度は、以下の基礎研究を実施し、有益な知見が得られた。 一つは、Remote ischemic Pre-Conditioning (RIpreC)による脳保護メカニズムの検討を実施した。マイオカインの一つであるイリシンに着目して研究を実施した。RIpreCはラットの両側大腿に10分間の駆血と再灌流を3サイクル実施した。その翌日に左中大脳動脈虚血再還流による脳梗塞モデルを作製し、脳梗塞2日後に脳梗塞体積、神経学的所見、感覚・運動機能を評価した。さらに、脳梗塞半球やペナンブラにおける、PGC1α、FENDC5、BDNF、アポトーシス活性を調べた。その結果、RIpreCにおける神経保護メカニズムの一つとして、脳内におけるPGC1α/FNDC5/BDNF経路を介した脳保護効果が示唆された。 次に、認知症モデルマウスを用いて、漢方薬(人参養栄湯:NYT)と運動療法の併用による認知機能低下に対する予防効果と脳内メカニズムの検討を行った。5か月齢の老化促進マウスに4か月間3%NYT混餌を与え、同時に週5日間のトレッドミル運動を実施した。9か月齢で認知機能を評価した。さらに、海馬における神経炎症、酸化ストレス、神経細胞の脱落を調べた。その結果、NYTと運動の併用は普通飼育したマウスと比較して有意に認知機能改善が期待できた。そのメカニズムには海馬における神経炎症、酸化ストレス、神経細胞の脱落が関与していることが示唆された。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
現在まで、プレコンディショニング運動や遠隔虚血プレコンディショニング(RIpreC)による脳保護効果のメカニズム解明の基礎研究は継続して実施している。また、RIpreCの臨床応用へ向けた機器開発、倫理審査の承認も完了しており、概ね順調に進展していると思われる。
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| 今後の研究の推進方策 |
今年度も継続して、プレコンディショニング運動や遠隔虚血プレコンディショニング(RIpreC)による脳保護効果のメカニズム解明の基礎研究を実施する。また、予防リハビリテーションに応用するために、プレコンディショニング運動の効果的な期間、時間、頻度、強度、効果の持続期間の解明の基礎実験も実施する。さらに、RipreCの臨床応用に向けた臨床データの収集も実施予定である。
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