研究課題
基盤研究(B)
本研究は,女性ホルモンが骨格筋細胞のミトコンドリアに作用することによって,筋形態と機能を調節する機構の解明に挑戦する.特に,ミトコンドリア-筋小胞体-核などのオルガネラ(細胞内小器官)連関によるカルシウムイオン(Ca2+)ホメオスタシスが,女性ホルモン(エストロゲン)によって変化し,結果的に骨格筋適応を導くという仮説を検証する.そして,女性の発達段階(成熟期から閉経期)における運動機能の変容とトレーニング適応に関する分子基盤を構築する.