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胎児・母体の運動特性抽出とそのリズム特性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 24K02844
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59030:体育および身体教育学関連
研究機関東京都立大学

研究代表者

儀間 裕貴  東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (50708039)

研究分担者 多賀 厳太郎  東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
續木 大介  高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 講師 (50646346)
大城 昌平  聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 教授 (90387506)
西尾 萌波  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 周産期・母性診療センター, 研究員 (90968851)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2024年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
キーワード自発運動 / 胎動 / 胎児
研究開始時の研究の概要

本研究では,cine MRIにより撮像された胎児期後期(在胎22~40週)の動画データから,
胎児の運動特性と母体の運動特性を抽出する.また,胎動記録装置によって記録したデータ
と母体の生理・活動データを解析し,胎児の運動・活動リズムと,母体由来の生理的な感覚
刺激のリズムがどのように連関しているのかを検討する.これにより,胎児が経時的に経験
している運動や感覚の特性を定量化する.

研究実績の概要

本研究の目的は,cine MRIにより撮像された胎児期後期(在胎22~40週)の動画データから胎児の運動特性と母体の運動特性を抽出し,また,胎動記録装置によって記録したデータと母体の生理・活動データを解析し,胎児の運動・活動リズムと,母体由来の生理的な感覚刺激のリズムがどのように連関しているのかを検討することである.これにより,胎児が経時的に経験している運動や感覚の特性を定量化し,得られる知見から早産・低出生体重児に対する新しい発達支援・介入の方法の提案,神経発達学的予後の大きな改善を目指すことである.
令和6年度は,データ計測・解析に必要な備品や資料を早急に取り揃え,安全で迅速に計測が行えるよう実施方法の詳細を検討した.また,cine MRIデータの提供協力についてウィーン医科大学の研究チームと打ち合わせを進め,提供されたcine MRIデータベースから全身運動の視認性が良いケースを抽出し,この動画ファイルをビデオ動作解析システムに取り込んで,四肢や体幹部の運動座標データをプロット・抽出した.母体(子宮)の運動は,セグメンテーション用ソフトウェアを用いて子宮の領域を抽出し,その領域の重心となる座標(子宮重心)を求めることによって運動特性の定量化を試みた.その内容について,現在論文投稿の準備中である.また,胎動計測手法の客観性や信頼性を検討する上で,計測機器や手法に関するスコーピングレビューを行い,この成果が学術誌「小児理学療法学」に掲載され(論文名:ヒト胎児の胎動計測方法に関するスコーピングレビュー),これに関連する洋論文1編を投稿中である.

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

令和6年度に予定していたデータ計測・解析に必要な備品や資料の準備,cine MRIデータの提供協力に関するウィーン医科大学の研究チームと打ち合わせ,提供されたcine MRIデータベースを用いたデータ解析を行うことができ,その内容について論文投稿の準備へと進んでいる.

今後の研究の推進方策

令和7年度は,胎動と母体生理・活動の記録とリズム同期生の解析に着手する.エレクトレットコンデンサマイクロホンと振動センサの原理に基づいた超高感度センサを用いた胎動記録器を使用した胎動計測方法について検討する.同時に,心電計や活動量計を使用して母体の生理・活動状態を経時的に記録について検討する.両者のリズムや同期性について解析し,胎児の運動・活動の背景にある母体由来の感覚の時間的な特性について定量化していく.また,胎児の運動・行動特性を検証する上で,早産児の運動・行動特性を併せて検証する必要性があるため,令和7年度より分担研究者に新生児科医1名を追加する.得られる成果は,関連学会や論文等を通じて広く発信する.

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2025 2024 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] ヒト胎児の胎動計測方法に関するスコーピングレビュー2025

    • 著者名/発表者名
      根本清香,Nisasri Sermpon,儀間裕貴
    • 雑誌名

      小児理学療法学

      巻: 3 号: 1 ページ: 81-103

    • DOI

      10.60187/jjppt.2307

    • ISSN
      2758-6456
    • 年月日
      2025-03-31
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] Correlation between pose estimation features regarding movements towards the midline in early infancy2024

    • 著者名/発表者名
      Sermpon Nisasri、Gima Hirotaka
    • 雑誌名

      PLOS ONE

      巻: 19 号: 2 ページ: 1-15

    • DOI

      10.1371/journal.pone.0299758

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [備考] 東京都立大学 教員紹介

    • URL

      https://www.tmu.ac.jp/stafflist/data/ka/30341.html

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [備考] Hirotaka GIMA ホームページ

    • URL

      https://gimahirotaka.com/

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書

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公開日: 2024-04-11   更新日: 2025-12-26  

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