感覚運動リズムの観察・操作から反応時間の規定因子を解明する

• 研究課題/領域番号: 24K02845
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分59030:体育および身体教育学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 牛山 潤一 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (60407137)
• 研究分担者: 岩間 清太朗 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (70980621)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円); 2027年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
• キーワード: 脳波 / 筋電図 / 律動性 / 運動機能

研究開始時の研究の概要

脳・神経系が有する律動性は，ヒトの心身機能を司る重要なメカニズムである．本研究では体性感覚運動皮質の脳活動の律動性の観点から，反応時間の規定因子について基礎科学的理解を深化させる．さらに，こうした知見をもとに，ニューロフィードバックトレーニングメソッドを考案し，これが反応機能の向上を促すかの効果検証もおこなっていく．本研究を通じて，反応の瞬発性が勝敗を左右する陸上短距離走などの指導現場に対して，タレント発掘のための客観マーカーや神経系機能の向上を促すトレーニング法を提供するための基盤をつくる．