研究課題
基盤研究(B)
運動筋ニッチの生理的重要性については、急性運動(2時間程度)の実験モデルで実証されたに過ぎない。本研究では、中長期的・慢性的な運動効果発現における運動筋ニッチの役割(アダプテーションに伴う構成的・機能的な変容)、肥満/インスリン抵抗性病態や不活発時(不動化筋)における運動筋ニッチ環境、さらには、それら病態罹患・不活発時の運動筋ニッチ不全状態に対する運動療法による好適変遷(治療)過程について、特にインスリン感受性亢進機構に注目した研究を推進する。