研究課題
基盤研究(B)
これまでに脂肪性肝疾患において小胞体のタンパク質恒常性(プロテオスタシス)の破綻とそれによる小胞体ストレスの発生が病態の進行に重要な役割を果たしていることが明らかとなってきているが、その詳細は十分に明らかとなっていない。本研究では脂肪性肝疾患を進行させる小胞体プロテオスタシスの破綻原因の同定と、小胞体ストレス応答因子の中でもほとんど役割がわかっていないATF6経路に着目してNAFLDやNASHにおける意義を明らかにすることを目的とする。