研究課題
基盤研究(B)
味覚受容体は、口腔のみならず全身の様々な臓器に発現し、体内のエネルギーおよび化学受容センサーとして生体恒常性の維持や生体防御に寄与する可能性が示唆される。これらのシステムの破綻は、生活習慣病やがんなどの病態と関連する可能性があり、その基礎として、味覚受容体とリガンドとの結合特性およびその活性化機構を解明することが必要不可欠である。本研究では、全身に発現する味覚受容体を介した栄養および生体防御のメカニズムの解明からその制御を目指す。