研究課題
基盤研究(B)
低消費電力で動作する生体信号計測ウェアラブルデバイスの実現が求められている.そこで,信号を圧縮しながらセンシングを行うことで,回路システムで扱う情報量を削減し,省電力化を実現する圧縮センシングの応用に注目が集まっている.本課題では,信号類似性に着目し,高い圧縮比を有する新しい圧縮センシング回路システムを検討する.さらに,無線脳波計測デバイスを対象に,従来の設計手法に比べ省電力化が可能であることを実測で示し,信号類似性活用の有効性を確認する.