研究課題
基盤研究(B)
ディスプレイやプロジェクタなどを用いて投影される映像コンテンツから送出される可視光による情報伝達技術の高度化を目指す.可視光による情報伝達の受け手としては人間,スマートデバイスのカメラ,ドローンなどが挙げられるが,従来これらを統合するアプローチは不足していた.本研究では,(1)映像コンテンツ上に光信号を重畳する可視光通信用の符号化変調法および,(2)光信号を用いた高精度なVisual SLAM技術を開発し,(3)映像を介したXRによるユーザ向けのインタラクティブな行動支援システムと統合する.その結果として,映像コンテンツを介した統合的な情報伝達を実現する技術を開発する.