研究課題
基盤研究(B)
量子アルゴリズムに対しても安全な耐量子計算機暗号の研究は実用・理論の両面から注目されている研究課題である。本研究では、代表的な耐量子計算機暗号である格子暗号・符号暗号・多変数多項式暗号・同種写像暗号の実用化に向けたパラメータ解析を行うものであり、本研究の遂行は耐量子計算機暗号実用化に向けた重要な課題である。研究は大きく分けて3つのステップからなり、耐量子計算機暗号方式の多項式時間攻撃の開発、耐量子計算機暗号方式のパラメータ設定のための攻撃アルゴリズムの開発、物理的攻撃などを考慮した耐量子計算機暗号方式の安全性解析である。