研究課題
基盤研究(B)
誤情報や偽情報などの不正情報は無価値であるのみならず有害なものとみなされ,これらを的確に発見し排除する技術や,不正情報に適切に対処できるようにするための情報リテラシー教育手段などが従来研究されてきた.一方申請者らは,長年にわたって推進してきた「妨害による知的活動支援技術」や「不便益システム」に関する研究を通じ,不要で有害としか思えない要素にも価値があり,それらを活かすことによる知的活動支援の実現可能性を見出してきた.本研究では不正情報を活用した知的活動支援技術を研究開発する.具体的には,デジタル健忘問題の解決手段と,適材適所な人材配置を可能とする人材発見システムの実現に取り組む.