研究課題
基盤研究(B)
図や表,グラフ,地図などの視覚的な表現は,テキストや数値の羅列に比較して,容易でかつ短時間で情報を理解するのに非常に役立っている.このような視覚情報のデザインは,理解する人の情報の可読性を定量化し,それを最大限に高める手法として定式化されてきた.しかし,これらの手法は個々のユーザの異なる要求を満たすものとはなっていない.本研究は,人の個人差をその性格的特徴や認知能力の違いととらえ,その違いを反映した自己中心的(エゴセントリック)な視覚デザイン手法の構築を目指す.