研究課題
基盤研究(B)
ニューロダイバーシティの推進は重要な社会課題である.しかし,グループで議論し,意思決定をするといった,日常や職場で行われるコミュニケーションにおいて,自閉スペクトラム症 (Autism spectrum disorder, ASD)等の発達障害を持つ人々を支援する技術は,未だ十分に研究開発が進んでいない.そこで本研究では,ASD者と定型発達者とのグループ会話コーパスを構築し,これを分析・モデル化することにより,ASD者のコミュニケーション行動の特徴を解明する.さらに,必要に応じてASD者と定型発達者との会話に介入する支援エージェントを開発し,社会実装における有効性を検証する.