研究課題
基盤研究(B)
タッチパネルはもっとも標準的なコンピュータ・インタフェースであるが,実用的な触覚フィードバックは,ボタンを押したときのクリック感の提示などにとどまっている.本課題は,さまざまなアプリケーションにつながる,素材の触感(テクスチャ)提示のリアリティを向上する技術を開発する.現在のテクスチャ生成手法の主要アプローチである①データ駆動型と②物理モデル型の両手法のメリットを生かすため,これらを統合する手法を開発する.さらに,モデルによる触覚刺激生成の限界を突破するため,③リアリティ駆動型手法を新規導入する.これら3種の手法を統合し,より本物らしいテクスチャ刺激を生成する.