研究課題
基盤研究(B)
本研究は,パワーアシスト装置操作中に違和感や恐怖感を人に感じさせない重要な切り口として,人間の予測質量知覚と操作中の質量実知覚のずれを工学的に定量化及び推定することであると定め,それをもとにした応用展開として,違和感のないパワーアシスト装置の制御手法を開発する.そのため,4年間の研究期間内に,予測質量知覚及び実知覚の差の推定及びそれに基づいた実知覚の変化誘導の可能性について,1自由度の簡易パワーアシスト装置によるモデル検証を行い,得られた知見を実作業へ適用するために,実作業の物体重量を想定した多自由度試験装置を作成し,検証を行う.