研究課題/領域番号 |
24K03061
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分63010:環境動態解析関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
張 勁 富山大学, 学術研究部理学系, 教授 (20301822)
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研究分担者 |
郭 新宇 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 教授 (10322273)
堤 英輔 鹿児島大学, 農水産獣医学域水産学系, 助教 (70635846)
小林 英貴 富山大学, 学術研究部理学系, 特命助教 (70868207)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2026年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2025年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2024年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 栄養塩 / Ra同位体 / 希土類元素 / トカラ・四国沖 / 数値生態系モデル |
研究開始時の研究の概要 |
黒潮流域内のトカラ海峡等の強混合海域においては、強い乱流が下層から表層有光層に栄養塩を供給するが、栄養塩の有光層内での増減や黒潮内での変遷について定量的な評価は十分でない。本研究では、トカラ海域において化学トレーサーにより各水塊の起源を識別し、鉛直方向に運ばれる栄養塩供給量を評価する。次に、短寿命放射性核種で混合水塊の経過時間を見積もり、四国沖海域に輸送される栄養塩の水平方向フラックスを推算する。さらに、海洋生態系モデリングにより、貧栄養と思われていた黒潮域の栄養塩供給メカニズム、「黒潮パラドックス」の解明につなげ、全球海洋大循環モデルから、気候変動がこれらの栄養塩供給に与える影響を評価する。
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