多重ファントム法による中性子に関する生物学的・化学的線量評価

• 研究課題/領域番号: 24K03082
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分63020:放射線影響関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 櫻井 良憲 京都大学, 複合原子力科学研究所, 准教授 (20273534)
• 研究分担者: 近藤 夏子 京都大学, 複合原子力科学研究所, 助教 (00582131)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円); 2026年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2025年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2024年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
• キーワード: 多重ファントム法 / ホウ素中性子捕捉療法 / 中性子線量評価 / 生物学的線量 / 化学的線量

研究開始時の研究の概要

本研究では、多様化しているホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用加速器ベース照射場の開発状況を踏まえ、「多重ファントム法」を用いて中性子エネルギーに応じたRBE等の生物効果に関する評価手法を構築することを目的としてる。また、「3D共培養モデルによる生体組織・臓器構造を再現した生物効果評価」および「3Dゲル線量計による化学的線量評価」も組み込み、新たな生物学的・化学的線量評価手法の開発も目指す。本研究の成果は中性子に関する生物効果評価の高精度化をもたらし、BNCTの高度化を推進すると考えている。