現代において失われつつある栄養源としてのアルコール発酵食品の意義の解明

• 研究課題/領域番号: 24K03163
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分80010:地域研究関連
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 砂野 唯 新潟大学, 人文社会科学系, 助教 (20748131)
• 研究分担者: 原田 一宏 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (00372087) ; 安藤 和雄 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 連携教授 (20283658) ; 佐藤 茉美 新潟大学, 日本酒学センター, 特任助教 (40893235) ; 山根 裕子 名古屋大学, 農学国際教育研究センター, 国内客員研究員 (70528992)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円); 2028年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2027年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2026年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2025年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2024年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
• キーワード: アルコール発酵 / 栄養 / 食生活

研究開始時の研究の概要

食物史をみると、アルコール発酵食品 には「酒」と「栄養源」の二種類があり、紀元前から人類の生存維持に貢献してきたのは 「栄養源となるアルコール発酵食品」である。本研究では、飢餓や栄養不良をアルコール発酵食品の摂取により克服しているアフリカとアジアの一部地域において、アルコール発酵食品のA.醸造方法、B.栄養価、C.アルコール障害の克服、D. 栄養源として成立させる諸要素について分析する。そして、アルコール発酵食品の多様性と健康に利する利用方法を解析する。