| 研究課題/領域番号 |
24K03191
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分80030:ジェンダー関連
小区分08010:社会学関連
合同審査対象区分:小区分80030:ジェンダー関連、小区分08010:社会学関連
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| 研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
原 直史 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (70270931)
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| 研究分担者 |
福田 千鶴 九州大学, 基幹教育院, 教授 (10260001)
岡崎 篤行 新潟大学, 自然科学系, 教授 (10281247)
渡部 浩二 新潟県立歴史博物館, その他部局等, 研究員 (20373475)
横山 百合子 国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 名誉教授 (20458657)
浅倉 有子 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 特任教授 (70167881)
森下 徹 山口大学, 教育学部, 教授 (90263748)
西村 慎太郎 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (90383546)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2027年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2026年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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| キーワード | ジェンダー / 性売買 / 地域間移動 / 単身者 / 越後 / ジェンダー史 / 日本近世史 / 空間移動 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は、顕著な特異性を見せた近世日本越後国蒲原郡出身女性の性売買に伴う地域間移動を柱として据え、その事象を徹底的に分析するとともに、それが近世日本社会のいかなるジェンダー観に基づくのか、男女単身者の移動一般が当該社会のいかなる特質に基づくのか、までを視野の先に据え、ジェンダー・家・周縁・媒介者という4つの観点を設定し、江戸での単身労働者需要の総体、街道宿駅の媒介的需要の総体等に着目しつつ共同研究を行うものである。ユーラシア近世(early modern)社会において、単身女性の家庭内労働力需要に基づく移動が普遍的に存在したことを前提にした、国際的研究計画としての側面をもつ。
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| 研究実績の概要 |
初年次であった本年は、各分担者・協力者が文献収集、史料の現地調査などに主に携わった。主な調査先は、越後出身単身者が主として訪れた北関東・南東北・信州という地域を反映し、栃木県立図書館、高崎市立中央図書館、福島県歴史資料館、長野県歴史館等々の施設、及び長野県内に由来する大きな史料群(八田家文書)が所在する国立国文学研究資料館等、またこれらとの対比で西日本における実態を調査するために、大阪市立中央図書館等であった。もちろん新潟県内の諸資料所蔵機関への調査も行った。 これらに基づき、当初予定通り年4回の研究会(オンライン3回・対面1回)を開催することができ、メンバー相互による課題意識の共有を図ることが出来た。とりわけ9月に開催した対面研究会は、科研メンバー以外にも開いた公開研究会とし、会場となった新潟市において、近世遊所の名残や、現在の花街の概要等の巡見も行うことにより、現場ならではの学びを得ることに繋がった。これらは、今後の各分担者・協力者が研究を深めていく上で、大きな基礎を作り上げる重要な成果である。実際、今年度に収集した史資料を用いて、越後女性の関東での飯盛女稼ぎに関し、新たな発見に繋がる業績も発表されている。 具体的な研究業績は、後述するように論文等3点、口頭発表12点、図書4点が得られた。これらは未だ予定された各自の分担分野内にとどまる成果ではあったが、今後これらがクロスされ、相互に影響を与え合うことで、真に新たに知見に繋がる芽は、既に準備されつつあると言えるであろう。これについては、都度メンバーに「ニュースレター」を発行して共有の言語化も計ってきた。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
研究計画に則り各人が研究を進め、予定通り年4回の研究会を開催して、課題の共有を図ることが出来た。また、そのうちの1回の対面研究会は、本課題に縁が深い新潟において公開で開催することができ、巡見等による現場ならではの学びと合わせて、多くの課題を共有することが可能になった。各研究分担者・研究協力者は、初年度ですでに相当数の史資料を蓄積しており、分析の過程にある。ニュースレターを発行して各人の成果のさらなる共有も計られてきた。予定にあった「Webサイトの構築による社会発信」のみ未着手で終わったが、新年度早々に開始できる手筈は整っている。
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| 今後の研究の推進方策 |
2年度目となる本年度は、各分担者・協力者がさらに史資料の収集を続けつつ、本格的に分析を深めていく年度となる。従って、共同研究としての実をあらしめるために、初年度と同様4回以上の研究会(オンライン中心、うち一回は対面)を定期的に開催し、課題意識や成果の共有を図る。対面研究会は、初年度と異なる土地での開催も検討する。メンバー内部では引き続きニュースレターを発行するが、今年度はWebサイト構築による一般への成果公開を優先的に課題とする。これらにより、各人が最低1編の関連論文を発表できることを目指す。
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