研究課題/領域番号 |
24K03211
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80040:量子ビーム科学関連
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
石田 勝彦 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 研究員 (70176189)
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研究分担者 |
鈴木 一仁 名古屋大学, 素粒子宇宙起源研究所, 特任講師 (30547534)
上岡 修星 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (90921247)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2026年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2025年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2024年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | ミュオン / ビームライン / ビーム冷却 / レーザー |
研究開始時の研究の概要 |
素粒子ミュオンのビームはJ-PARCなどの加速器施設で得られるが、通常のミュオンビームは数cm程度の広がりを持つため、実施できる実験や測定試料に制限を与えてきた。我々が開発したシリカエアロゲルとレーザーを用いたビーム冷却法では広がりが3桁小さい高品質ビームとでき、従来不可能だった実験が実施可能となる。その一例がミュオンの磁気能率を精密に測り素粒子の標準理論の検証を行うmuon g-2/EDM実験である。この研究計画では、ビームモニターを製作してビーム性能評価を容易にしたうえで、最適のシリカエアロゲル標的を見出し、レーザーの自動制御などによる安定化を進め、超低速ミュオンビーム技術の確立を目指す。
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