研究課題
基盤研究(B)
本研究では、写真画像群から時系列変化も含めて3次元形状を擬似的に表現する手法及びその編集手法を提案するとともに、人工物のデジタル 3 次元白地図技術の確立を目指す。具体的には、3 次元形状を撮影した画像群とそれらの隣接関係をグラフ構造で記述し,各画像を3次元形状の一部を 2 次元平面に投影した情報として記述することで、ポリゴン等の幾何形状を陽に持たなくとも形状表面を定義する.この形状表現に対する編集技術は、写真群の部分更新に基づく形状編集、表面形状への情報付加技術からなる。提案法は、工業製品のリサイクルや既存土木構造物の維持管理といった、ラ イフサイクルの最終段階における利用を想定している.