研究課題
基盤研究(B)
脳は多数の感覚入力の時間的関係を適切に処理することによって、外界を巧みに再構成している。特に、事象が複数存在する場合に、それらの時間的関係性を適切に処理することは、外界の認知において重要な問題である。一方、近年、局所脳温度が情報処理に関与している可能性が示唆されてきた。そこで、本研究では、局所脳温度が時間情報処理に影響を与えるという作業仮説を提唱し、行動・生理・薬理実験を行うことによって本仮説の検証を目指す。