研究課題
基盤研究(B)
本研究の目的は、新規モダリティーであるmRNAを、副作用・副反応が懸念される脂質ナノ粒子等の送達担体を使わずに標的組織・臓器内に直接送達する新規技術の確立による革新的な疾患治療法の開発である。本研究では、サルコペニア・糖尿病を対象疾患として、①マイオスタチン阻害ペプチドコードmRNAの骨格筋ItPによるサルコペニア治療、②インスリンコードmRNAの体内臓器(肝臓/膵臓)ItPによる1型糖尿病治療、③mRNA/ItPの安全性、を検討しmRNA/ItPによる革新的疾患治療法の開発を目指す。