研究課題
基盤研究(B)
発達期において脳神経回路形成障害を抑えることは、社会的に極めて重要である。これまでの研究で、新生仔における多光子顕微鏡生体深部イメージング法を開発し、発達期の大脳皮質第4層において神経回路形成を誘導しうる同期的神経活動が存在する事を見出した。本研究では、同期的神経活動のパターンを光遺伝学的手法および感覚刺激によって低侵襲的に与えることにより、神経回路形成を誘導する方法、および神経回路障害を抑える方法を開発する。本研究は、低侵襲的に脳神経回路の発達障害を改善する手法の開発に繋がる。