人工バイオミネラリゼーションの光制御と歯面機能デザイン

• 研究課題/領域番号: 24K03294
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分90120:生体材料学関連
• 研究機関: 国立研究開発法人産業技術総合研究所
• 研究代表者: 大矢根 綾子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 総括研究主幹 (50356672)
• 研究分担者: 宮治 裕史 北海道大学, 歯学研究院, 教授 (50372256) ; 西田 絵利香 北海道大学, 歯学研究院, 助教 (50779882)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2026年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2025年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円); 2024年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
• キーワード: 人工エナメル / レーザー / アパタイト / 過飽和溶液

研究開始時の研究の概要

ヒトのエナメル質は、高度に配向制御された水酸アパタイトナノ結晶の集合体である。研究代表者らは近年、歯面における人工バイオミネラリゼーションをレーザー光で制御し、エナメル質類似のナノ配向構造を有するフッ素置換アパタイト膜を迅速合成する技術を開発した。本研究では、上記技術のさらなる高度化を進めると共に、生成膜の機能向上を図ることによって、歯面機能デザインのための技術指針を明らかにする。