研究課題/領域番号 |
24K03358
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01010:哲学および倫理学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
硲 智樹 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 准教授 (30615480)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 自然 / ヘーゲル / 生 / 陶冶 / 規範と自然 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、規範と自然の二元論を克服するための、本質主義的自然観と物理学的自然観が統合された自然の構想が、ドイツ観念論の哲学者G・W・F・ヘーゲルの実在哲学(自然哲学と精神哲学)のうちに見いだされうることを明らかにすることである。そのために、自然、生、陶冶という三つの観点から、講義録を含むヘーゲルのテキストを読み解くことで、ヘーゲルの自然理解を解明する。これにより、本研究は、物理的自然に制限されない内容豊かな自然概念の獲得、ヘーゲルにおける自然と精神の関係についての適切な理解、規範と自然の二元論の克服に寄与することができる。
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