研究課題/領域番号 |
24K03361
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01010:哲学および倫理学関連
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研究機関 | 石川県立看護大学 |
研究代表者 |
中嶋 優太 石川県立看護大学, 看護学部, 講師 (50976131)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 日本哲学 / 西田哲学 / 新資料 / 人格 / イギリス倫理学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、2015年以降に新たに発見された講義ノート、思索ノートなどの新資料を利用し、また新たな新資料の発掘を行うことで、日本で最初の哲学者と称される西田幾多郎の『善の研究』での人格論に新たな光を当てる。 具体的には『善の研究』での人格論を中心とした倫理学が ①彼のイギリス倫理学研究・心理学研究を背景にしたものであること、 ②T・H・グリーンに対する批判を含んでいること、 ③家族論への応用を含んでいることを明らかにする。 そのことによって、刊行された『善の研究』では十分に明らかでなかった、西田による人格概念の捉えなおしの試みを浮かび上がらせ、その思想的可能性を考察する。
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