研究課題/領域番号 |
24K03362
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01010:哲学および倫理学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
吉永 和加 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (20293996)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | パスカル / 護教論 / 言語 / 他者 / 超越 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、17世紀の思想家パスカルにおいて、ジャンセニスムの信仰と『パンセ』という護教の試みとの間にあるパラドクスを、現代哲学の視角から探究することである。 パスカル研究は、これまで文献学的、文学的分野で展開、発展してきた。本研究は、そうした研究の蓄積を踏まえつつ、パスカルの信仰と護教に見出されるパラドクスを、現代の哲学が直面している、内在と超越、他性と歓待、始源の欠如と言語という課題と重なり合うことを示し、両者を往還しつつ考究することによって、パスカル固有の哲学を浮き彫りにし、その現代的意義を明らかにすると同時に、現代哲学の課題に資することを目指す。
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