研究課題/領域番号 |
24K03366
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01010:哲学および倫理学関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
太田 雅子 明治大学, 研究・知財戦略機構(和泉), 研究推進員(客員研究員) (50376969)
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研究分担者 |
吉良 貴之 愛知大学, 法学部, 准教授 (50710919)
佐々木 梨花 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 特別研究員(DC) (21005069)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 無知の責任 / 法の無知 / 認識的不正義 / 適応的選好形成 / 無知学(アグノトロジー) |
研究開始時の研究の概要 |
「無知」と呼ばれる状況を明確化かつ分類し、各事例において法的、倫理的にどのような責任判断がなされるかを整理し、両者の責任判断の特徴をあぶり出す。そして「無知の行為の責任」に関しては、これまで「有責な無知」に関して提出してきた研究業績における主要な論点を、「法の無知」との関連から再配置し、道徳的責任概念の法律的な有効性を探る。そしてこれらの成果を、無知状態が行為の選好に影響を及ぼしうる「適応的選好形成」や、当事者が発した言葉が差別的含意をもっていることを知らずに相手に害を与える「認識的不正義」の問題に関連付け、「無知」が及ぼす行為によって法的・道徳的責任がどのように位置づけられるのかを模索する。
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