研究課題/領域番号 |
24K03367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01010:哲学および倫理学関連
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
加藤 秀一 明治学院大学, 社会学部, 教授 (00247149)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 非同一性問題 / 生殖倫理 / 記述的形而上学 / 生殖技術 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、ヒト生殖細胞系列のゲノム編集をめぐる各種の言説(生命科学や生命倫理学の専門家による議論、マスメディアによる報道、一般市民によるSNS投稿等の広範な資料)を「概念分析の社会学」と呼ばれる研究方針にしたがって精査し、それらの主張の基盤をなす人々の思考の枠組(人々の形而上学 folk metaphysics)を解明することである。特に、世代間倫理において焦点となる「非同一性問題」に焦点を合わせ、人々が「これから生まれる人々」をどのような存在者として了解しているのかを探りたい。さらに、こうした作業を通じて、今後のゲノム編集をめぐる倫理規範の構築や政策提言にも貢献したい。
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