研究課題
基盤研究(C)
性質の良い含意演算を核とした量子論理の体系を用いることにより,量子論理に基づく推論・計算がどのようにして,またどの程度まで可能であるかを,次の段階に分けて考究する.【第1段階】Sasaki hook を含意演算,and-then 演算を連言演算とした量子論理の証明体系と,対応するλ計算の体系を構築する.【第2段階】証明体系およびλ計算の体系に関する諸性質を検証する.【第3段階】 第3段階:体系内で実行可能な推論や計算について具体的に考察する.