研究課題/領域番号 |
24K03374
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01020:中国哲学、印度哲学および仏教学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
佐久間 秀範 筑波大学, 人文社会系(名誉教授), 名誉教授 (90225839)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 玄奘 / インド唯識思想 / 中国唯識教学 / 日本法相教学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では玄奘独自の思想の中に修行実践に関する記述が見いだせるか否かを確認する。玄奘訳『仏地経論』では実践理論よりも教義理論が優先され、修行実践への関心よりも、教理の体系化と精度の高さが優先させている。玄奘訳『摂大乗論無性釈』の中に玄奘が実践理論を重視したことを示す記述が見つかる可能性がある。『摂大乗論無性釈』の元になる『摂大乗論』は、第三章から第八章に修行実践の内容が説かれている。したがって、唯識思想の実践的側面を多く含む『摂大乗論』を、インド原典『摂大乗論無性釈』がどのように註釈しているかと玄奘がどのように『摂大乗論無性釈』を漢訳たかとを比較対照し、玄奘独自の意図を探求する。
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