研究課題/領域番号 |
24K03393
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01030:宗教学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
秋山 学 筑波大学, 人文社会系, 教授 (80231843)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 諸宗教の神学 / ギリシア教父 / アレクサンドリアのクレメンス / 仏教 / 三位一体論 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究計画には、クレメンスとともにアレクサンドリア学派に含めて考えられるニュッサのグレゴリオスを加えて考えたい。この両者の違いとしては、クレメンスは「諸宗教の神学」に直結するが、キリスト教神学の根幹となる三位一体論、すなわち使徒信条の定式化は、クレメンスの時代にはまだなされておらず、コンスタンティノポリス公会議(381)においてようやく行われる。この定式化、すなわち「聖霊」の内実の確認は、4世紀のギリシア教父、ニュッサのグレゴリオスによる貢献であった。従ってグレゴリオスによる予型論的な諸文化の照射にも目を注ぎ、内容の充実を図りつつ、クレメンスからグレゴリオスへの連続性のもとに本企画を総括する。
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